つくねの手帳

C++およびAndroidアプリ開発メインで何か書きたい

splashtopの描画がとても重い場合の対処

最近リモートワークでsplashtopというサービスを利用しています。
最初は問題なく使えていたのですが、ある日からマウスカーソルやキー入力の反応が悪くなりました。
リモートカーソルを表示するオプションがあるので、リモートカーソルを表示してみると3秒くらい遅れてマウスがついてくる感じです。

リモートワークの人が増えて、回線速度的な問題が発生していると思っていたのですが、接続先PCの音は遅延なく聞こえるので、レンダリング周りの設定を見直しました。

いろいろ試したところ、Video Rendering Optionsの設定を変更することで描画の遅延が改善しました。
※この設定はWindows版の設定です。Mac版では設定項目が無い?ようです。手元にMacがないので未確認です。
メニューのファイルから、オプションをクリックし、Video Rendering Options のプルダウンからSDL with YUVを選択します。

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オプション詳細タブ


接続元PCにGPUを搭載しているのであればHardware AccelerationのチェックをONにするとさらに快適かもしれません。

OKボタンをクリックして、接続すればOKです。
すでにリモートPCに接続済みの場合は一旦接続を切って再接続すると設定が反映されます。

ドキュメントを見る限り、バージョンが3.3.8.0にアップデートされたタイミングでデフォルトの設定が変わったようです。
support-splashtopbusiness.splashtop.com


この設定変更で私の環境はかなり快適になりました。splashtop使っていて、回線速度は出ているのになんか重たいなーって人はVideo Rendering Option周りの設定で快適になるかもしれません。